死に出会うとき、あなたは何を後悔するのだろうか?
死の足音が目の前に迫ってきた時、私たちはいったいなにを思うのでしょうか?
少し、想像してみてください。
もし、あなたの人生の最期が、こんなものになってしまったら……?
画像:“Sapporo City General Hospital.” by MIKI Yoshihito
あなたは、死を目前に控え、自分でもそのことに気がついています。
残された時間が数日なのか、あるいは数週間なのかはわかりませんが、それが半年や1年ではないだろうと感じています。
そんなあなたはひとり、ベッドの中で考えています……。
画像:“安心” by Toshimasa Ishibashi
慣れない世界に初めて飛び出した小学校では、よく喧嘩もしました。中学校では、スポーツに打ち込んできました。
画像:“Heiwa elementary school 平和小学校 _22” by ajari
次は、高校。そしてその次は――。
思い返すと、楽しい思い出や、苦い思い出が鮮明に思い出されてきます。
そんなことをしているうちに、ふとあなたは、あなたの弱った心臓が高鳴り、手が震えていることに気がつきます。
「なぜ、あんな選択をしてしまったんだろう?」
「なんで、あのときあれをやらなかったんだろう?」
「どうして、こんな生き方をしてしまったんだろう?」
そんな過去の自分に対する怒りと後悔が、心の中で渦巻いているのです。
あなたは思い返します……。
ほんの少しの勇気を持つことができず、よく考えてみれば大したことのない恐怖から逃げてしまった。
それだけを見れば小さな小さな選択と体験だ。
しかし、そんな小さな選択が長い年月を経て積み重なり、やがて2度と取り返すことのできない大きな差になってしまっていた。
すべて、自分で選んだことだったんだ。
そんなことは、わかっている。わかっていはいるけれど、それを認めることは出来ない……。
そんな現実に耐えられるわけがないじゃないか!
残された時間と、弱り切った体力で、いったいなにができるというのだろう?
遅すぎた。気づくのが遅すぎたんだ……。
どうしようもない程のこの激しい怒りや後悔に、いったいどうやって向き合えばいいのだろう?
いまだかつてない体験にパニック気味のあなたに、客人が訪れます。
残り少ないあなたと過ごす時間を目一杯味わおうと、家族が訪れてきたのです。
あなたは後悔を打ち明けることなく、ただ胸にしまっておくことしか出来ませんでした。
なぜならば、もしこのことを口にしてしまえば、自分の人生が無価値だったという宣言になってしまうような気がして、怖くてたまらないのです。
「おまえたちは、どうか自分と同じような人生は送らないで欲しい……」
自分の一生を使って学んだ教訓を愛する家族に伝えることもできず、もどかしさに苛まれながら心の中で叫びます。
家族たちがあなたのもとを去ると、また恐怖から逃げてしまった自分に気づき、帰ってしまった家族たちへと思いを馳せます。
そして、もうその怒りや無力感を全身で表現することも出来ないほどに弱った体で、思わずこう呟いていました。
「なんとか、もう一度…。もう一度、やり直せないだろうか……。」
もしかしたら、少し切ない気持ちになってしまったかもしれません。
しかしこの文章は、決してあなたを悲しくさせるために書いたのではありません。あなたがこんな最期を迎えることがないようにと書いたものなのです。
いったいどうすれば、このような人生の最期を避けることが出来るのでしょうか?
1つの方法として、人生の最期で私たちが何を後悔するのかを“今から”知っておけば、あらかじめそれを避けることが出来るかもしれません。
それを、まだ死を感じていない“今から”知るにはどうすればいいのでしょうか?
実は、オーストラリアの看護師 ブロニー・ウェア(Bronnie Ware)さんという方が書いた『死ぬ瞬間の5つの後悔 』という本があります。
この本には、著者のブロニー・ウェアさんが、余命宣告をされた多くの患者を看護した経験から、人生の最期に多くの人が後悔することがまとめられています。
人が死を迎える時、多くの人が共通して後悔すること。それは、いったいなんなのでしょうか?
そして、
例えばこのことについて、グレースさん(仮名)という方を介護した経験について語っています。
グレースさんは家庭の事情から、いつか自分の思い通りに生きる日を夢見ながら、ずっと他人の期待通りに生きる人生を歩んできたといいます。
そして、ついに長年夢見てきた自由が手に入った。そんな時に、彼女をさらなる苦難が襲います。
彼女がそんな現実に直面した時の様子を、ブロニーさんは次のように書いています。
しかしこれは、家族の関係に限ったことではないでしょう。
例えば、あんな仕事がしてみたかった。こんな活動をしたかった。会いたい人がいた。一度でいいから訪れてみたい場所があった……。
「自分に正直になれなかったこと」は、人それぞれでしょうし、数え始めればキリがないでしょう。
例えば、あなたの周りに、こんな人はいませんか?
朝から晩までやりたくもない仕事をして、寝る為だけに家に帰る毎日。
休日は休日で、本気でやりたいことがあるわけでもなく、ただなんとなく過ごしているうちに1日が過ぎ去ってしまう……。
もしかしたら、彼や彼女は人生の最期に大きな後悔をすることになるかもしれません。
(ちなみに、『死ぬ瞬間の5つの後悔』で「自分に正直な人生を送らなかったこと」の次にあげられている項目は「働きすぎなければよかった」です。)
そしてあなたは、最期の時を迎えます。
その時、あなたは、自分の人生に満足して安らかな最期を迎えることができるでしょうか?
何か心残りなこと、後悔することはないでしょうか?
小さな一歩を踏み出す勇気がなかったばかりに、大きな何かを失ってしまってはいませんでしょうか?
もし、あなたが「100%満足した人生だった」と言うことが出来る自信があるなら、この先を読み進める必要はありません。
しかし、もしそうでないなら、少しの時間を使ってこの先を読み進めてみるのも悪くないかもしれません。
なぜならば、自分のやりたくもないことを繰り返す生活を送っていれば、ブロニーさんが何度も目にしてきた「自分に正直な人生を送らなかった」という後悔を、あなたも繰り返してしまうかもしれないからです。
あなたが本当の自分を誤魔化して、自分の本当の気持ちを後回しにして先送りしている間にも、その時は刻一刻とせまってきているのですから。
では、いったいどうすれば人生の最期にこんな後悔をしないような生き方にシフトしていけるのでしょうか?
ブロニー・ウェアさんは次のように指摘しています。
自分に与えられた時間が限りある有限のものであることを知れば、その限られた時間を何に使うのかという意識が浮かんできます。
“死”と向き合うことこそが、“生”を輝かせることにつながるのです。
あなたに与えられている時間は、あとどのくらいあるのでしょうか?
突然そんなことを言われても、想像するのは難しいかもしれませんので、ざっくりとした計算ではありますが、あなたが生まれてきてからこれまでに過ごして来た時間と、100歳になるまでの時間の一覧表をつくってみました。
(一番左側の列で、あなたの年齢を探してみてください。
その右側をみれば、おおよその計算ではありますが、あなたがこれまでに過ごしてきた時間と、100歳になるまでにかかる時間がわかるようになっています。)
いかがでしたでしょうか?
あなたに与えられた時間について、少しは想像する助けになりましたでしょうか?
冬の厳しい寒さと、夏の燃えるようなエネルギー。
新しい何かを感じさせる春の暖かさと、過ごしやすく豊かな秋。
夜空に悠然と輝く満月と、静寂な暗闇を提供してくれる新月。
太古の昔から変わらず、これからもずっと同じに様に昇り、そして沈んでいく太陽。
画像:“tokyu resort hotel” by Takayukix
画像:“tenryu-ji temple” by Takayukix
画像:“満月” by Toshimasa Ishibashi
あなたは、これまでに何回、こんな光景を目にしてきましたか?
そして、そんな自然の営みを目にすることが出来る機会は、あと何回残されているのでしょうか……?
あなたは、その時間をなにに使いましたか?
それは、“あなたの人生を捧げる”のにふさわしいものでしょうか?
あなたが意識していたとしても、意識していなかったとしても、あなたに与えられた時間を使って何かをするということは、“あなたの人生を捧げている”ということに他なりません。
あなたに与えられた時間は、あなたの命そのものです。
あなたの命は、あなたの人生を輝かせるためにつかわれていますか?
それとも、あなたの“生”を曇らせ、後悔へと導くことにつかわれているでしょうか?
この1か月。1年間ではどうでしょう?
あなたは、いったいなにに“命を捧げて”きたでしょうか?
それは、あなたの“あなたの命を捧げる”のにふさわしいものでしたか?
あなたはこれまでの人生で、何を考え、何に抑えきれない喜びや幸せを感じ、何に怒り悲しんで、何を選択してきたでしょうか?
そしてこれからは、何を選択し、どんな人生を歩むのでしょう?
しかし、私にできることは、ここまでです。
ここからは、あなたにしかどうすることも出来ないのです。
ここで1度立ち止まって、自分の死と正面から向き合い、人生の優先順位について考え直すこともできます。
これからも、これまで通りの生き方を続けることもできます。
あるいは、なにかまったく別の選択もあるかもしれません。
なにを選ぶかは、あなたの自由であり責任です。
まだ、“生”が与えられている“今”なら、人生をやり直すことも出来ます。
そう。あなた次第で、人生は変えていけるのです。
もしあなたが、自分自身を大切に想い、愛し、“命を捧げる”のにふさわしい生き方をしていきたいと望んでいるとしたら、あなたはそのための『小さな一歩を踏み出す』必要があります。
言葉にしてしまえばとても簡単で、当たり前のことかもしれません。
しかしそれは、人生を前に進めるために絶対に避けて通ることができない大切なことです。どんなに完璧な計画をたてたとしても、それを実行に移さなければ、前には進めないのです。
社会の常識、誰かの期待、慣れ親しんできた習慣……。
これまで自分を縛りつけてきた枠を超えて、小さな一歩を踏み出そうと思ったとき、もしかしたら少し恐怖を感じ、勇気が必要になるかもしれません。
大切なのは、その恐怖を避けて通るのか?それとも、恐怖を超えるのか?です。
絶対に乗り越えられないと感じる恐怖に、無謀に体当たりする必要はありません。それは、大きな一歩であり、無理は怪我のもとです。
今の自分でも乗り越えられるくらい小さく一歩を踏み出せばいいのです。
そして、そんな一歩は、必ず誰にでも用意されています。
画像:“Footsteps” by The Shopping Sherpa
例えば、この記事をもう一度読み返してみるのもいいでしょう。
あすいは、少しだけでも自分の人生に向き合う時間を用意して、考えを書き出してみるのもいいでしょう。
気が向けば、書き出した内容をブログやSNSで公開してみるのものいいかもしれません。もしかしたら、それを見たあなたの友人が、新しいチャンスを運んできてくれるかもしれません。
ほかにも例えば、当サイトで公開中の物語『真実の人生』を読んでみるものいいでしょう。
この物語は、まさに「自分に正直な人生」を無理なく自然に生きる方法について書いた物語です。
この“小さな一歩”についてもう少し詳しく書いた別の記事を読んでみるのもいいかもしれません。
あなたに与えられた時間は永遠ではありません。
とにかく大切なことは、今、一歩を踏み出すということです。
<初めての方へ : 和楽の道について >少し、想像してみてください。
もし、あなたの人生の最期が、こんなものになってしまったら……?
画像:“Sapporo City General Hospital.” by MIKI Yoshihito
あなたは、死を目前に控え、自分でもそのことに気がついています。
残された時間が数日なのか、あるいは数週間なのかはわかりませんが、それが半年や1年ではないだろうと感じています。
そんなあなたはひとり、ベッドの中で考えています……。
あなたは、小さい頃からの思い出をひとつずつ振り返っていきます。
まだこの世界のことを何も知らず、なにもかもが新鮮だった幼児期。両親に優しく守られていたことが思い出されます。画像:“安心” by Toshimasa Ishibashi
慣れない世界に初めて飛び出した小学校では、よく喧嘩もしました。中学校では、スポーツに打ち込んできました。
画像:“Heiwa elementary school 平和小学校 _22” by ajari
次は、高校。そしてその次は――。
思い返すと、楽しい思い出や、苦い思い出が鮮明に思い出されてきます。
そんなことをしているうちに、ふとあなたは、あなたの弱った心臓が高鳴り、手が震えていることに気がつきます。
「なぜ、あんな選択をしてしまったんだろう?」
「なんで、あのときあれをやらなかったんだろう?」
「どうして、こんな生き方をしてしまったんだろう?」
そんな過去の自分に対する怒りと後悔が、心の中で渦巻いているのです。
あなたは思い返します……。
ほんの少しの勇気を持つことができず、よく考えてみれば大したことのない恐怖から逃げてしまった。
それだけを見れば小さな小さな選択と体験だ。
しかし、そんな小さな選択が長い年月を経て積み重なり、やがて2度と取り返すことのできない大きな差になってしまっていた。
すべて、自分で選んだことだったんだ。
そんなことは、わかっている。わかっていはいるけれど、それを認めることは出来ない……。
そんな現実に耐えられるわけがないじゃないか!
残された時間と、弱り切った体力で、いったいなにができるというのだろう?
遅すぎた。気づくのが遅すぎたんだ……。
どうしようもない程のこの激しい怒りや後悔に、いったいどうやって向き合えばいいのだろう?
いまだかつてない体験にパニック気味のあなたに、客人が訪れます。
残り少ないあなたと過ごす時間を目一杯味わおうと、家族が訪れてきたのです。
あなたは後悔を打ち明けることなく、ただ胸にしまっておくことしか出来ませんでした。
なぜならば、もしこのことを口にしてしまえば、自分の人生が無価値だったという宣言になってしまうような気がして、怖くてたまらないのです。
「おまえたちは、どうか自分と同じような人生は送らないで欲しい……」
自分の一生を使って学んだ教訓を愛する家族に伝えることもできず、もどかしさに苛まれながら心の中で叫びます。
家族たちがあなたのもとを去ると、また恐怖から逃げてしまった自分に気づき、帰ってしまった家族たちへと思いを馳せます。
そして、もうその怒りや無力感を全身で表現することも出来ないほどに弱った体で、思わずこう呟いていました。
「なんとか、もう一度…。もう一度、やり直せないだろうか……。」
『死ぬ瞬間の5つの後悔』
冒頭から暗い話ですいませんでした。もしかしたら、少し切ない気持ちになってしまったかもしれません。
しかしこの文章は、決してあなたを悲しくさせるために書いたのではありません。あなたがこんな最期を迎えることがないようにと書いたものなのです。
いったいどうすれば、このような人生の最期を避けることが出来るのでしょうか?
1つの方法として、人生の最期で私たちが何を後悔するのかを“今から”知っておけば、あらかじめそれを避けることが出来るかもしれません。
それを、まだ死を感じていない“今から”知るにはどうすればいいのでしょうか?
実は、オーストラリアの看護師 ブロニー・ウェア(Bronnie Ware)さんという方が書いた『死ぬ瞬間の5つの後悔 』という本があります。
この本には、著者のブロニー・ウェアさんが、余命宣告をされた多くの患者を看護した経験から、人生の最期に多くの人が後悔することがまとめられています。
人が死を迎える時、多くの人が共通して後悔すること。それは、いったいなんなのでしょうか?
もっとも多くの人がする後悔。それは……
ブロニー・ウェアさんはによれば、自分に正直な人生を送らなかったことというのが、ベッドの脇に座って聞いた一番多い後悔であり、教訓だ。
ブロニー・ウェア著 仁木めぐみ訳 「死ぬ瞬間の5つの後悔」新潮社(2012年)P.60より
だといいいます。そして、
これは気づいたときにはもうどうにもできないので、ほかの後悔よりも怒りが激しい。
ブロニー・ウェア著 仁木めぐみ訳 「死ぬ瞬間の5つの後悔」新潮社(2012年)P.60より
のだといいます。例えばこのことについて、グレースさん(仮名)という方を介護した経験について語っています。
グレースさんは家庭の事情から、いつか自分の思い通りに生きる日を夢見ながら、ずっと他人の期待通りに生きる人生を歩んできたといいます。
そして、ついに長年夢見てきた自由が手に入った。そんな時に、彼女をさらなる苦難が襲います。
けれど長年待ちこがれてきた自由を手に入れ、ようやく新生活がはじまったばかりのある日、グレースはひどく体調が悪くなった。問題の日から数日後、不治の病で、すでにかなり進行しているという診断が下った。
ブロニー・ウェア著 仁木めぐみ訳 「死ぬ瞬間の5つの後悔」新潮社(2012年)P.58より
というのです。彼女がそんな現実に直面した時の様子を、ブロニーさんは次のように書いています。
生涯夢見てきた生活はもう実現できない。遅すぎた。この事実が彼女を激しく苦しめている。
ブロニー・ウェア著 仁木めぐみ訳 「死ぬ瞬間の5つの後悔」新潮社(2012年)P.58より
グレースは勇気がなかった自分に猛烈に腹を立てている。子供たちも彼女に同情していて、グレースがどれだけつらい人生を送ってきたかを話してくれた。
ブロニー・ウェア著 仁木めぐみ訳 「死ぬ瞬間の5つの後悔」新潮社(2012年)P.58~59より
「私を見てちょうだい。もうすぐ死ぬのよ。死ぬの!自由になって自立する日をずっと待っていたのに、それが叶ったときにはもう遅いですって?」まぎれもない悲劇だ。私はその後、何度もこのことを思い出した。
ブロニー・ウェア著 仁木めぐみ訳 「死ぬ瞬間の5つの後悔」新潮社(2012年)P.59より
そうして死に直面し、もう他人にどう思われるかなど気にしていない今、どうしてもっと早くこういう気持ちになれなかったのかと後悔し、激しく苦しんでいる。世間体を気にして、他人に期待される通りに生きてきたが、今になってすべて自分が選んだことであり、自分は先をおそれて何もできなかったのだと気付いたのだ。私は彼女をなぐさめ、自分を許す助けになろうとしたが、彼女はすべてがもう遅いという事実に打ちのめされたままだった。
ブロニー・ウェア著 仁木めぐみ訳 「死ぬ瞬間の5つの後悔」新潮社(2012年)P.59より
そして彼女は、自分が人生の最期に学んだ教訓を伝えようと、ブロニーさんにこう言ったといいます。涙がおさまると彼女は、強い決意の表情を浮かべて私を見た。「いい、ブロニー。死を迎えようとしている私に約束してちょうだい。どんな時も自分に正直でいること、他人に何を言われても自分の望み通りに生きる勇気を失わないことを」
ブロニー・ウェア著 仁木めぐみ訳 「死ぬ瞬間の5つの後悔」新潮社(2012年)P.60より
もし、今のままの生活を続けたとしたら
グレースさんは、本当の自分を押し殺して、家族の期待通りの生き方をしてきたといいます。そしてその結果、人生の最期に激しい後悔をすることになりました。しかしこれは、家族の関係に限ったことではないでしょう。
例えば、あんな仕事がしてみたかった。こんな活動をしたかった。会いたい人がいた。一度でいいから訪れてみたい場所があった……。
「自分に正直になれなかったこと」は、人それぞれでしょうし、数え始めればキリがないでしょう。
例えば、あなたの周りに、こんな人はいませんか?
朝から晩までやりたくもない仕事をして、寝る為だけに家に帰る毎日。
休日は休日で、本気でやりたいことがあるわけでもなく、ただなんとなく過ごしているうちに1日が過ぎ去ってしまう……。
もしかしたら、彼や彼女は人生の最期に大きな後悔をすることになるかもしれません。
(ちなみに、『死ぬ瞬間の5つの後悔』で「自分に正直な人生を送らなかったこと」の次にあげられている項目は「働きすぎなければよかった」です。)
では、これをあなたの人生にあてはめて、考えてみてください。
もし、あなたがこれまでどおりの生活を続け、今の延長線上の人生を生きたとします。そしてあなたは、最期の時を迎えます。
その時、あなたは、自分の人生に満足して安らかな最期を迎えることができるでしょうか?
何か心残りなこと、後悔することはないでしょうか?
小さな一歩を踏み出す勇気がなかったばかりに、大きな何かを失ってしまってはいませんでしょうか?
もし、あなたが「100%満足した人生だった」と言うことが出来る自信があるなら、この先を読み進める必要はありません。
しかし、もしそうでないなら、少しの時間を使ってこの先を読み進めてみるのも悪くないかもしれません。
なぜならば、自分のやりたくもないことを繰り返す生活を送っていれば、ブロニーさんが何度も目にしてきた「自分に正直な人生を送らなかった」という後悔を、あなたも繰り返してしまうかもしれないからです。
あなたが本当の自分を誤魔化して、自分の本当の気持ちを後回しにして先送りしている間にも、その時は刻一刻とせまってきているのですから。
輝く“生”を手に入れる方法。それは……
「自分に正直な人生」を生きないことが、大きな後悔につながることはわかりました。では、いったいどうすれば人生の最期にこんな後悔をしないような生き方にシフトしていけるのでしょうか?
ブロニー・ウェアさんは次のように指摘しています。
西欧文化の社会では日常から死を閉め出し、死の存在自体を否定しているのに近い状態だ。そのせいで、死を迎える本人もその家族や友人も、誰しも避けられないものである死に実際に直面するとき、まったく覚悟ができていない。人間はみないつか死ぬ、それなのに死の存在を認めるどころか隠そうとしている。まるで本当に「見えないものは忘れられる」とでも思い込もうとしているみたいに。もちろん忘れることなどできない。私たちは目に見えるもので人生の価値を判断しているから、いつも不安なのだ。
死が迫ってくる前に、誰もが避けられない死に正面から向き合い、受け止めることができたなら、手遅れにならないうちに、人生で大切なものの優先順位を変えることができる。自分にとって本当に大切な事柄にエネルギーを注げる。残された時間が限られていることを意識すれば、たとえそれが何年間か、何週間か、何時間かわからなくても、他人の評価や過大な自意識にそれほど振り回されなくなるだろう。そんなものでなく、自分の心からの望みに従って行動できるはずだ。死は刻々と近づいていて、絶対に避けられないという事実を認識すると、残された時間の中でより大きな目標を達成し、より大きな満足を得るための努力をするようになるはずだ。
ブロニー・ウェア著 仁木めぐみ訳 「死ぬ瞬間の5つの後悔」新潮社(2012年)P.32~33より
この指摘は、私もその通りだと思います。自分に与えられた時間が限りある有限のものであることを知れば、その限られた時間を何に使うのかという意識が浮かんできます。
“死”と向き合うことこそが、“生”を輝かせることにつながるのです。
“死と向き合う経験”
では少し、あなたに与えられた時間について考えてみましょう。あなたに与えられている時間は、あとどのくらいあるのでしょうか?
突然そんなことを言われても、想像するのは難しいかもしれませんので、ざっくりとした計算ではありますが、あなたが生まれてきてからこれまでに過ごして来た時間と、100歳になるまでの時間の一覧表をつくってみました。
(一番左側の列で、あなたの年齢を探してみてください。
その右側をみれば、おおよその計算ではありますが、あなたがこれまでに過ごしてきた時間と、100歳になるまでにかかる時間がわかるようになっています。)
月 |
週 |
日 |
||||
---|---|---|---|---|---|---|
いま 0歳 |
これまで 0ヶ月 |
あと 1200ヶ月 |
これまで 0週間 |
あと 5200週間 |
これまで 0日 |
あと 36500日 |
いま 1歳 |
これまで 12ヶ月 |
あと 1188ヶ月 |
これまで 52週間 |
あと 5148週間 |
これまで 365日 |
あと 36135日 |
いま 2歳 |
これまで 24ヶ月 |
あと 1176ヶ月 |
これまで 104週間 |
あと 5096週間 |
これまで 730日 |
あと 35770日 |
いま 3歳 |
これまで 36ヶ月 |
あと 1164ヶ月 |
これまで 156週間 |
あと 5044週間 |
これまで 1095日 |
あと 35405日 |
いま 4歳 |
これまで 48ヶ月 |
あと 1152ヶ月 |
これまで 208週間 |
あと 4992週間 |
これまで 1460日 |
あと 35040日 |
いま 5歳 |
これまで 60ヶ月 |
あと 1140ヶ月 |
これまで 260週間 |
あと 4940週間 |
これまで 1825日 |
あと 34675日 |
いま 6歳 |
これまで 72ヶ月 |
あと 1128ヶ月 |
これまで 312週間 |
あと 4888週間 |
これまで 2190日 |
あと 34310日 |
いま 7歳 |
これまで 84ヶ月 |
あと 1116ヶ月 |
これまで 364週間 |
あと 4836週間 |
これまで 2555日 |
あと 33945日 |
いま 8歳 |
これまで 96ヶ月 |
あと 1104ヶ月 |
これまで 416週間 |
あと 4784週間 |
これまで 2920日 |
あと 33580日 |
いま 9歳 |
これまで 108ヶ月 |
あと 1092ヶ月 |
これまで 468週間 |
あと 4732週間 |
これまで 3285日 |
あと 33215日 |
いま 10歳 |
これまで 120ヶ月 |
あと 1080ヶ月 |
これまで 520週間 |
あと 4680週間 |
これまで 3650日 |
あと 32850日 |
いま 11歳 |
これまで 132ヶ月 |
あと 1068ヶ月 |
これまで 572週間 |
あと 4628週間 |
これまで 4015日 |
あと 32485日 |
いま 12歳 |
これまで 144ヶ月 |
あと 1056ヶ月 |
これまで 624週間 |
あと 4576週間 |
これまで 4380日 |
あと 32120日 |
いま 13歳 |
これまで 156ヶ月 |
あと 1044ヶ月 |
これまで 676週間 |
あと 4524週間 |
これまで 4745日 |
あと 31755日 |
いま 14歳 |
これまで 168ヶ月 |
あと 1032ヶ月 |
これまで 728週間 |
あと 4472週間 |
これまで 5110日 |
あと 31390日 |
いま 15歳 |
これまで 180ヶ月 |
あと 1020ヶ月 |
これまで 780週間 |
あと 4420週間 |
これまで 5475日 |
あと 31025日 |
いま 16歳 |
これまで 192ヶ月 |
あと 1008ヶ月 |
これまで 832週間 |
あと 4368週間 |
これまで 5840日 |
あと 30660日 |
いま 17歳 |
これまで 204ヶ月 |
あと 996ヶ月 |
これまで 884週間 |
あと 4316週間 |
これまで 6205日 |
あと 30295日 |
いま 18歳 |
これまで 216ヶ月 |
あと 984ヶ月 |
これまで 936週間 |
あと 4264週間 |
これまで 6570日 |
あと 29930日 |
いま 19歳 |
これまで 228ヶ月 |
あと 972ヶ月 |
これまで 988週間 |
あと 4212週間 |
これまで 6935日 |
あと 29565日 |
いま 20歳 |
これまで 240ヶ月 |
あと 960ヶ月 |
これまで 1040週間 |
あと 4160週間 |
これまで 7300日 |
あと 29200日 |
いま 21歳 |
これまで 252ヶ月 |
あと 948ヶ月 |
これまで 1092週間 |
あと 4108週間 |
これまで 7665日 |
あと 28835日 |
いま 22歳 |
これまで 264ヶ月 |
あと 936ヶ月 |
これまで 1144週間 |
あと 4056週間 |
これまで 8030日 |
あと 28470日 |
いま 23歳 |
これまで 276ヶ月 |
あと 924ヶ月 |
これまで 1196週間 |
あと 4004週間 |
これまで 8395日 |
あと 28105日 |
いま 24歳 |
これまで 288ヶ月 |
あと 912ヶ月 |
これまで 1248週間 |
あと 3952週間 |
これまで 8760日 |
あと 27740日 |
いま 25歳 |
これまで 300ヶ月 |
あと 900ヶ月 |
これまで 1300週間 |
あと 3900週間 |
これまで 9125日 |
あと 27375日 |
いま 26歳 |
これまで 312ヶ月 |
あと 888ヶ月 |
これまで 1352週間 |
あと 3848週間 |
これまで 9490日 |
あと 27010日 |
いま 27歳 |
これまで 324ヶ月 |
あと 876ヶ月 |
これまで 1404週間 |
あと 3796週間 |
これまで 9855日 |
あと 26645日 |
いま 28歳 |
これまで 336ヶ月 |
あと 864ヶ月 |
これまで 1456週間 |
あと 3744週間 |
これまで 10220日 |
あと 26280日 |
いま 29歳 |
これまで 348ヶ月 |
あと 852ヶ月 |
これまで 1508週間 |
あと 3692週間 |
これまで 10585日 |
あと 25915日 |
いま 30歳 |
これまで 360ヶ月 |
あと 840ヶ月 |
これまで 1560週間 |
あと 3640週間 |
これまで 10950日 |
あと 25550日 |
いま 31歳 |
これまで 372ヶ月 |
あと 828ヶ月 |
これまで 1612週間 |
あと 3588週間 |
これまで 11315日 |
あと 25185日 |
いま 32歳 |
これまで 384ヶ月 |
あと 816ヶ月 |
これまで 1664週間 |
あと 3536週間 |
これまで 11680日 |
あと 24820日 |
いま 33歳 |
これまで 396ヶ月 |
あと 804ヶ月 |
これまで 1716週間 |
あと 3484週間 |
これまで 12045日 |
あと 24455日 |
いま 34歳 |
これまで 408ヶ月 |
あと 792ヶ月 |
これまで 1768週間 |
あと 3432週間 |
これまで 12410日 |
あと 24090日 |
いま 35歳 |
これまで 420ヶ月 |
あと 780ヶ月 |
これまで 1820週間 |
あと 3380週間 |
これまで 12775日 |
あと 23725日 |
いま 36歳 |
これまで 432ヶ月 |
あと 768ヶ月 |
これまで 1872週間 |
あと 3328週間 |
これまで 13140日 |
あと 23360日 |
いま 37歳 |
これまで 444ヶ月 |
あと 756ヶ月 |
これまで 1924週間 |
あと 3276週間 |
これまで 13505日 |
あと 22995日 |
いま 38歳 |
これまで 456ヶ月 |
あと 744ヶ月 |
これまで 1976週間 |
あと 3224週間 |
これまで 13870日 |
あと 22630日 |
いま 39歳 |
これまで 468ヶ月 |
あと 732ヶ月 |
これまで 2028週間 |
あと 3172週間 |
これまで 14235日 |
あと 22265日 |
いま 40歳 |
これまで 480ヶ月 |
あと 720ヶ月 |
これまで 2080週間 |
あと 3120週間 |
これまで 14600日 |
あと 21900日 |
いま 41歳 |
これまで 492ヶ月 |
あと 708ヶ月 |
これまで 2132週間 |
あと 3068週間 |
これまで 14965日 |
あと 21535日 |
いま 42歳 |
これまで 504ヶ月 |
あと 696ヶ月 |
これまで 2184週間 |
あと 3016週間 |
これまで 15330日 |
あと 21170日 |
いま 43歳 |
これまで 516ヶ月 |
あと 684ヶ月 |
これまで 2236週間 |
あと 2964週間 |
これまで 15695日 |
あと 20805日 |
いま 44歳 |
これまで 528ヶ月 |
あと 672ヶ月 |
これまで 2288週間 |
あと 2912週間 |
これまで 16060日 |
あと 20440日 |
いま 45歳 |
これまで 540ヶ月 |
あと 660ヶ月 |
これまで 2340週間 |
あと 2860週間 |
これまで 16425日 |
あと 20075日 |
いま 46歳 |
これまで 552ヶ月 |
あと 648ヶ月 |
これまで 2392週間 |
あと 2808週間 |
これまで 16790日 |
あと 19710日 |
いま 47歳 |
これまで 564ヶ月 |
あと 636ヶ月 |
これまで 2444週間 |
あと 2756週間 |
これまで 17155日 |
あと 19345日 |
いま 48歳 |
これまで 576ヶ月 |
あと 624ヶ月 |
これまで 2496週間 |
あと 2704週間 |
これまで 17520日 |
あと 18980日 |
いま 49歳 |
これまで 588ヶ月 |
あと 612ヶ月 |
これまで 2548週間 |
あと 2652週間 |
これまで 17885日 |
あと 18615日 |
いま 50歳 |
これまで 600ヶ月 |
あと 600ヶ月 |
これまで 2600週間 |
あと 2600週間 |
これまで 18250日 |
あと 18250日 |
いま 51歳 |
これまで 612ヶ月 |
あと 588ヶ月 |
これまで 2652週間 |
あと 2548週間 |
これまで 18615日 |
あと 17885日 |
いま 52歳 |
これまで 624ヶ月 |
あと 576ヶ月 |
これまで 2704週間 |
あと 2496週間 |
これまで 18980日 |
あと 17520日 |
いま 53歳 |
これまで 636ヶ月 |
あと 564ヶ月 |
これまで 2756週間 |
あと 2444週間 |
これまで 19345日 |
あと 17155日 |
いま 54歳 |
これまで 648ヶ月 |
あと 552ヶ月 |
これまで 2808週間 |
あと 2392週間 |
これまで 19710日 |
あと 16790日 |
いま 55歳 |
これまで 660ヶ月 |
あと 540ヶ月 |
これまで 2860週間 |
あと 2340週間 |
これまで 20075日 |
あと 16425日 |
いま 56歳 |
これまで 672ヶ月 |
あと 528ヶ月 |
これまで 2912週間 |
あと 2288週間 |
これまで 20440日 |
あと 16060日 |
いま 57歳 |
これまで 684ヶ月 |
あと 516ヶ月 |
これまで 2964週間 |
あと 2236週間 |
これまで 20805日 |
あと 15695日 |
いま 58歳 |
これまで 696ヶ月 |
あと 504ヶ月 |
これまで 3016週間 |
あと 2184週間 |
これまで 21170日 |
あと 15330日 |
いま 59歳 |
これまで 708ヶ月 |
あと 492ヶ月 |
これまで 3068週間 |
あと 2132週間 |
これまで 21535日 |
あと 14965日 |
いま 60歳 |
これまで 720ヶ月 |
あと 480ヶ月 |
これまで 3120週間 |
あと 2080週間 |
これまで 21900日 |
あと 14600日 |
いま 61歳 |
これまで 732ヶ月 |
あと 468ヶ月 |
これまで 3172週間 |
あと 2028週間 |
これまで 22265日 |
あと 14235日 |
いま 62歳 |
これまで 744ヶ月 |
あと 456ヶ月 |
これまで 3224週間 |
あと 1976週間 |
これまで 22630日 |
あと 13870日 |
いま 63歳 |
これまで 756ヶ月 |
あと 444ヶ月 |
これまで 3276週間 |
あと 1924週間 |
これまで 22995日 |
あと 13505日 |
いま 64歳 |
これまで 768ヶ月 |
あと 432ヶ月 |
これまで 3328週間 |
あと 1872週間 |
これまで 23360日 |
あと 13140日 |
いま 65歳 |
これまで 780ヶ月 |
あと 420ヶ月 |
これまで 3380週間 |
あと 1820週間 |
これまで 23725日 |
あと 12775日 |
いま 66歳 |
これまで 792ヶ月 |
あと 408ヶ月 |
これまで 3432週間 |
あと 1768週間 |
これまで 24090日 |
あと 12410日 |
いま 67歳 |
これまで 804ヶ月 |
あと 396ヶ月 |
これまで 3484週間 |
あと 1716週間 |
これまで 24455日 |
あと 12045日 |
いま 68歳 |
これまで 816ヶ月 |
あと 384ヶ月 |
これまで 3536週間 |
あと 1664週間 |
これまで 24820日 |
あと 11680日 |
いま 69歳 |
これまで 828ヶ月 |
あと 372ヶ月 |
これまで 3588週間 |
あと 1612週間 |
これまで 25185日 |
あと 11315日 |
いま 70歳 |
これまで 840ヶ月 |
あと 360ヶ月 |
これまで 3640週間 |
あと 1560週間 |
これまで 25550日 |
あと 10950日 |
いま 71歳 |
これまで 852ヶ月 |
あと 348ヶ月 |
これまで 3692週間 |
あと 1508週間 |
これまで 25915日 |
あと 10585日 |
いま 72歳 |
これまで 864ヶ月 |
あと 336ヶ月 |
これまで 3744週間 |
あと 1456週間 |
これまで 26280日 |
あと 10220日 |
いま 73歳 |
これまで 876ヶ月 |
あと 324ヶ月 |
これまで 3796週間 |
あと 1404週間 |
これまで 26645日 |
あと 9855日 |
いま 74歳 |
これまで 888ヶ月 |
あと 312ヶ月 |
これまで 3848週間 |
あと 1352週間 |
これまで 27010日 |
あと 9490日 |
いま 75歳 |
これまで 900ヶ月 |
あと 300ヶ月 |
これまで 3900週間 |
あと 1300週間 |
これまで 27375日 |
あと 9125日 |
いま 76歳 |
これまで 912ヶ月 |
あと 288ヶ月 |
これまで 3952週間 |
あと 1248週間 |
これまで 27740日 |
あと 8760日 |
いま 77歳 |
これまで 924ヶ月 |
あと 276ヶ月 |
これまで 4004週間 |
あと 1196週間 |
これまで 28105日 |
あと 8395日 |
いま 78歳 |
これまで 936ヶ月 |
あと 264ヶ月 |
これまで 4056週間 |
あと 1144週間 |
これまで 28470日 |
あと 8030日 |
いま 79歳 |
これまで 948ヶ月 |
あと 252ヶ月 |
これまで 4108週間 |
あと 1092週間 |
これまで 28835日 |
あと 7665日 |
いま 80歳 |
これまで 960ヶ月 |
あと 240ヶ月 |
これまで 4160週間 |
あと 1040週間 |
これまで 29200日 |
あと 7300日 |
いま 81歳 |
これまで 972ヶ月 |
あと 228ヶ月 |
これまで 4212週間 |
あと 988週間 |
これまで 29565日 |
あと 6935日 |
いま 82歳 |
これまで 984ヶ月 |
あと 216ヶ月 |
これまで 4264週間 |
あと 936週間 |
これまで 29930日 |
あと 6570日 |
いま 83歳 |
これまで 996ヶ月 |
あと 204ヶ月 |
これまで 4316週間 |
あと 884週間 |
これまで 30295日 |
あと 6205日 |
いま 84歳 |
これまで 1008ヶ月 |
あと 192ヶ月 |
これまで 4368週間 |
あと 832週間 |
これまで 30660日 |
あと 5840日 |
いま 85歳 |
これまで 1020ヶ月 |
あと 180ヶ月 |
これまで 4420週間 |
あと 780週間 |
これまで 31025日 |
あと 5475日 |
いま 86歳 |
これまで 1032ヶ月 |
あと 168ヶ月 |
これまで 4472週間 |
あと 728週間 |
これまで 31390日 |
あと 5110日 |
いま 87歳 |
これまで 1044ヶ月 |
あと 156ヶ月 |
これまで 4524週間 |
あと 676週間 |
これまで 31755日 |
あと 4745日 |
いま 88歳 |
これまで 1056ヶ月 |
あと 144ヶ月 |
これまで 4576週間 |
あと 624週間 |
これまで 32120日 |
あと 4380日 |
いま 89歳 |
これまで 1068ヶ月 |
あと 132ヶ月 |
これまで 4628週間 |
あと 572週間 |
これまで 32485日 |
あと 4015日 |
いま 90歳 |
これまで 1080ヶ月 |
あと 120ヶ月 |
これまで 4680週間 |
あと 520週間 |
これまで 32850日 |
あと 3650日 |
いま 91歳 |
これまで 1092ヶ月 |
あと 108ヶ月 |
これまで 4732週間 |
あと 468週間 |
これまで 33215日 |
あと 3285日 |
いま 92歳 |
これまで 1104ヶ月 |
あと 96ヶ月 |
これまで 4784週間 |
あと 416週間 |
これまで 33580日 |
あと 2920日 |
いま 93歳 |
これまで 1116ヶ月 |
あと 84ヶ月 |
これまで 4836週間 |
あと 364週間 |
これまで 33945日 |
あと 2555日 |
いま 94歳 |
これまで 1128ヶ月 |
あと 72ヶ月 |
これまで 4888週間 |
あと 312週間 |
これまで 34310日 |
あと 2190日 |
いま 95歳 |
これまで 1140ヶ月 |
あと 60ヶ月 |
これまで 4940週間 |
あと 260週間 |
これまで 34675日 |
あと 1825日 |
いま 96歳 |
これまで 1152ヶ月 |
あと 48ヶ月 |
これまで 4992週間 |
あと 208週間 |
これまで 35040日 |
あと 1460日 |
いま 97歳 |
これまで 1164ヶ月 |
あと 36ヶ月 |
これまで 5044週間 |
あと 156週間 |
これまで 35405日 |
あと 1095日 |
いま 98歳 |
これまで 1176ヶ月 |
あと 24ヶ月 |
これまで 5096週間 |
あと 104週間 |
これまで 35770日 |
あと 730日 |
いま 99歳 |
これまで 1188ヶ月 |
あと 12ヶ月 |
これまで 5148週間 |
あと 52週間 |
これまで 36135日 |
あと 365日 |
あなたに与えられた時間について、少しは想像する助けになりましたでしょうか?
冬の厳しい寒さと、夏の燃えるようなエネルギー。
新しい何かを感じさせる春の暖かさと、過ごしやすく豊かな秋。
夜空に悠然と輝く満月と、静寂な暗闇を提供してくれる新月。
太古の昔から変わらず、これからもずっと同じに様に昇り、そして沈んでいく太陽。
画像:“tokyu resort hotel” by Takayukix
画像:“tenryu-ji temple” by Takayukix
画像:“満月” by Toshimasa Ishibashi
あなたは、これまでに何回、こんな光景を目にしてきましたか?
そして、そんな自然の営みを目にすることが出来る機会は、あと何回残されているのでしょうか……?
“あなたの人生を捧げる”のにふさわしいもの
あなたの過去24時間を思い出してみてください。あなたは、その時間をなにに使いましたか?
それは、“あなたの人生を捧げる”のにふさわしいものでしょうか?
あなたが意識していたとしても、意識していなかったとしても、あなたに与えられた時間を使って何かをするということは、“あなたの人生を捧げている”ということに他なりません。
あなたに与えられた時間は、あなたの命そのものです。
あなたの命は、あなたの人生を輝かせるためにつかわれていますか?
それとも、あなたの“生”を曇らせ、後悔へと導くことにつかわれているでしょうか?
この1か月。1年間ではどうでしょう?
あなたは、いったいなにに“命を捧げて”きたでしょうか?
それは、あなたの“あなたの命を捧げる”のにふさわしいものでしたか?
あなたはこれまでの人生で、何を考え、何に抑えきれない喜びや幸せを感じ、何に怒り悲しんで、何を選択してきたでしょうか?
そしてこれからは、何を選択し、どんな人生を歩むのでしょう?
さあ、ここからはあなた次第です
ここまで、私はいろいろなメッセージをあなたにお伝えしてきました。しかし、私にできることは、ここまでです。
ここからは、あなたにしかどうすることも出来ないのです。
ここで1度立ち止まって、自分の死と正面から向き合い、人生の優先順位について考え直すこともできます。
これからも、これまで通りの生き方を続けることもできます。
あるいは、なにかまったく別の選択もあるかもしれません。
なにを選ぶかは、あなたの自由であり責任です。
まだ、“生”が与えられている“今”なら、人生をやり直すことも出来ます。
そう。あなた次第で、人生は変えていけるのです。
“小さな一歩”を、今、踏み出す
では最後に、もしあなたがこれまでの生き方を見直したいと感じているとしたら、そのために役に立つかもしれないヒントを書いておきましょう。もしあなたが、自分自身を大切に想い、愛し、“命を捧げる”のにふさわしい生き方をしていきたいと望んでいるとしたら、あなたはそのための『小さな一歩を踏み出す』必要があります。
言葉にしてしまえばとても簡単で、当たり前のことかもしれません。
しかしそれは、人生を前に進めるために絶対に避けて通ることができない大切なことです。どんなに完璧な計画をたてたとしても、それを実行に移さなければ、前には進めないのです。
社会の常識、誰かの期待、慣れ親しんできた習慣……。
これまで自分を縛りつけてきた枠を超えて、小さな一歩を踏み出そうと思ったとき、もしかしたら少し恐怖を感じ、勇気が必要になるかもしれません。
大切なのは、その恐怖を避けて通るのか?それとも、恐怖を超えるのか?です。
絶対に乗り越えられないと感じる恐怖に、無謀に体当たりする必要はありません。それは、大きな一歩であり、無理は怪我のもとです。
今の自分でも乗り越えられるくらい小さく一歩を踏み出せばいいのです。
そして、そんな一歩は、必ず誰にでも用意されています。
画像:“Footsteps” by The Shopping Sherpa
例えば、この記事をもう一度読み返してみるのもいいでしょう。
あすいは、少しだけでも自分の人生に向き合う時間を用意して、考えを書き出してみるのもいいでしょう。
気が向けば、書き出した内容をブログやSNSで公開してみるのものいいかもしれません。もしかしたら、それを見たあなたの友人が、新しいチャンスを運んできてくれるかもしれません。
ほかにも例えば、当サイトで公開中の物語『真実の人生』を読んでみるものいいでしょう。
この物語は、まさに「自分に正直な人生」を無理なく自然に生きる方法について書いた物語です。
この“小さな一歩”についてもう少し詳しく書いた別の記事を読んでみるのもいいかもしれません。
あなたに与えられた時間は永遠ではありません。
とにかく大切なことは、今、一歩を踏み出すということです。
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