先日、
書籍「日本の生き筋」の書評を掲載しました。
その書籍の著者、北野幸伯(きたの よしのり)さんが発行するメールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル(RPE)」で、当サイト“和楽の道”と、私の書いた書評が紹介されましたので、お知らせします。
ロシア政治経済ジャーナルは、
- 国際関係という固い分野であるにもかかわらず、発行部数は5万6千部(2019年2月現在)
- メルマガ配信サービス「まぐまぐ」が主催する「まぐまぐ大賞」にて受賞歴多数
- たとえば、総合大賞1位(2015年)
- ニュース・情報源部門1位(2005年、2008年、2014年)
- 政治経済・国際情勢部門1位(2015年)
という超有名メルマガ。
発行者の北野さんは、↓こんな方。
- 日本人として初めて、エリート養成大学「ロシア外務省付属モスクワ国際関係大学(MGIMO)」を卒業
- 大学を卒業後、カルムイキヤ自治共和国の大統領顧問に就任
- 1999年、メルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」創刊
- 予測がよく当たると評判(05年時点で、アメリカの世界覇権が揺らぐこと。そして、その後の中国の台頭と、中国が迎える限界を予測)
(日本でも、ハーバードやMIT、オックスフォードなどの「西側世界」の世界観の中にあるエリート大学卒業者は比較的見かけます。しかし、MGIMOのような「東側世界」の世界観を持つエリート養成大学で教育を受けたという北野さんの経験は、日本にとっても極めて貴重なものでしょう。) さらに、「ロシア政治経済ジャーナル」以外にも、次のような実績を持つ凄い人。
このような実績を持つ北野さんが、「ロシア政治経済ジャーナル」で、“和楽の道”と私が書いた書評を紹介してくれました。
北野さんは、”和楽の道”、そして、私の書評をどう評価したのでしょうか…?
北野さんの許可を得て、その号を転載します。
是非、読んでみてください。
ロシア政治経済ジャーナルNo.1952 ( 2019/2/25 )
『人類が目指すべき新しい秩序』
– – – – – – – –
全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!
北野です。
<中略>
メルマガをやっていると、いろいろいいことがあります。
その一つは、「天才と知り合える」こと。
それも、「いろいろな分野の」天才と知り合うことができる。
最近、また一人、「この方は天才に違いない」と思うことがありました。
「わらく」さんといいます。
はじめてメールをいただいたのは、去年の8月でした。
一部抜粋させていただきます。
<中略>
そして、「わらく」さんが書かれた記事を読ませていただきました。
「秩序の進化 ~ 誰も犠牲にならない世界」
https://warakunomichi.jp/chitsujo-shinka
知らなかったら損をする!~ 私たちを影から操る“プログラム”の正体を探る
https://warakunomichi.jp/kannen-program
自立とは何か?~10年間熟成させた“自立”の意味
https://warakunomichi.jp/jiritsutohananika
楽しい「やる気」、ツラくなる「やる気」~内発的動機と外発的動機
https://warakunomichi.jp/tanoshiiyaruki-tsurakunaruyaruki
秩序1.0 ~ 弱肉強食
https://warakunomichi.jp/chitsujo1-0
秩序2.0 ~ 綱引きの均衡
https://warakunomichi.jp/chitsujo2-0
秩序3.0 ~ 思いやりの結晶
https://warakunomichi.jp/chitsujo3-0
秩序4.0 ~ 共鳴
https://warakunomichi.jp/chitsujo4-0
実にすばらしいと思いました。
私たちは、「中国は、『日本に沖縄の領有権はない』と主張しているが、酒を酌み交わし本音で話し合えばなんとかなる」とは考えない「現実主義者」です。
しかし、一方で、この殺伐とした世界を終わらせて、ゆっくりでも着実に「よりよい世界」を創っていかなければならない。
その為には、「どこにむかうべきなのか」をまず考えなければなりません。
そのことを考えている人は、私の知る限り、天野統康先生ぐらいしかいません。
しかし、わらくさんを知ることができて、私は幸せでした。
そんなわらくさんが、北野の新刊を読まれ、書評を書いてくださいました。
本当にすばらしい書評です。
今の日本に【もっとも必要なことはなにか?】がはっきりわかります。
本を書いた私よりも数倍深い分析がなされていますので、迷うことなくご一読ください。
↓
https://warakunomichi.jp/nihon-ikisuji
もう何度も書いてきたように、北野さんは「普通ではない経験と実績」を持つ凄い人。
その北野さんに、
私が提唱する『秩序の進化』という考え方を、「人類が目指すべき新しい秩序」だと評して頂きました。
北野さんが専門とする「国際政治経済」という分野は、権謀術数が渦巻き、激しい競争や争いが日常茶飯事の厳しい世界。
そんな世界の中で、力強く生き抜いていくためには、地に足をつけて現実的な対応をすることも大切でしょう。
一緒に酒を飲み、本音で語り合えばすべて上手くいくというような、キレイゴトが成り立つ世界ではありません。
しかし、
そんな殺伐とした世界を越えた先にある、ゆっくりでも着実に目指すべき世界観の1つとして、私の提唱する「秩序の進化」の概念を評価してくれたわけです。
大変ありがたいことです。
【 参考記事 】
また、
「日本の生き筋」の書評についても、「本を書いた私よりも数倍深い分析がなされて」いると評価して頂きました。
さらに、「
『日本の生き筋』が書かれた真意を正確に見抜いて、私以上にわかりやすい言葉で解説してくださって、心から感謝したい」という内容のメールも頂きました。
このような評価に沿えるよう、今後も、情報発信を続けていこうと決意を新たにしました。
今回は、本当にありがとうございました。
なお、「ロシア政治経済ジャーナル(RPE)」は
こちらから登録できますので、気になった方は、是非、登録してみてください(無料で登録できます)。